突 破





          どんな世界でも


          建前 と 綺麗事


          を並べておけば


        ある程度 上には行ける


             だが 


         
         頂点を目指すなら


       本音 と 冷淡非情 であれ


         異端 を 恐れるな







月 影





  笑えなくなった


  おかしいくらいに


  泣けなくなった


  悲しいくらいに


  死にたくなった


  月光に繋がれた


  囚われの薄命










墓 標





  結婚 離婚 を繰り返す


     そんな時代に


     瓦礫の下から


  寄り添う様に見つかった


    或る老夫婦の死


 夫婦のかたち 愛のかたち


  貫き通したが 故の決断


    そして 辿り着いた


    二人だけの終着駅








正 偽





      少し 手を差し伸べれば


       救うことできるのに


        体裁にとらわれた


        「 見て 見ぬふり 」


          その傍らで


       己が人生を突き進み


自己欲求の自己満足による自己完結の為の


          人生正当化


      見えていないのではない


      見ようとしないことからくる


            畏怖


















哀 悼






      24 25 26 27 28


      29 30 31 32 33


      34 35 36 37 38


       39 40 41 と


     私の人生 暗かった


     どうすりゃいいのさ


        この私




Re : 「 僕はもう、笑えません 」



素 直






   自己の存在自体が消える


         「 死 」


       恐れるが故に


       火達磨の如く


      人生を駆け上がる


          まさに


     聖人の如き 尊き生き方


          なれど


       受容することから


     人 本来の素直な生き方


          始まる











雪 夜




   うつむく 君


 落ちゆく 涙の音さえ


  聞こえそうなのに


  何も言えなかった


  見えない思いは


 あまりにも 儚く脆く


    君の涙


  雪へと溶けてゆく